WordPressの速度が遅いので、簡単にできる対策を試してみた、その2。55/86→69/88に改善
前回のつづき。
結論からいうと
GoogleのPageSpeed Insightsで測定。
mobile | PC | |
---|---|---|
before | 55 | 86 |
after | 69 | 88 |
前回対策した直後は、mobileは62改善していた。しかし今回設定変更前に測定すると、前回の対策前と同じ数値。
そこから色々設定して、mobileは70近くまで改善。PCはそろそろ数値が伸びなくなってきた。
負荷が高すぎるプラグインを停止
プラグインごとの負荷を測定するP3(Plugin Performance Profiler)というプラグインを使って測定。
プラグインの数
|
プラグインロード時間
|
プラグインの影響
|
MySQLクエリ
|
---|---|---|---|
18
|
0.683
|
80.3%
|
63
|
プラグインの実行時間(Runtime by Plugin) という項目で、75%をjetpackが占めていた。残り25%がwordpressのコアとその他のプラグイン。
jetpack負荷多すぎ、停止決定。
↓
mobile | pc |
---|---|
65 | 87 |
Medium | Good |
mobileは10改善。
P3の測定結果も以下の状態に。
プラグインの数
|
プラグインロード時間
|
プラグインの影響
|
MySQLクエリ
|
---|---|---|---|
17
|
0.231
|
42.2%
|
54
|
ページ表示時に不要なプラグインを読み込まない
TinyMCE Advancedなどの、記事編集用プラグインも、通常のページ表示時に読み込まれて負荷になるらしい。Plugin Load Filterというプラグインで、不要なものを読み込まないように設定。
mobile | pc |
---|---|
64 | 84 |
Low | Low |
改悪(汗)測定した時間帯も影響している?
とりあえずこのままにしてみる。
停止したのは以下
- Simple Post Notes
- Table of Contents Plus
- TinyMCE Advanced
- WP to Twitter
PHPのバージョンを上げる
PHPのバージョンを確認すると5.6.30。プログ立ち上げ時のまま全然変更していなかった。7.1,2にアップデート。
mobile | pc |
---|---|
69 | 88 |
Medium | Good |
というわけで
mobile | 差分 | PC | 差分 | |
---|---|---|---|---|
最初 | 55 | – | 58 | – |
不要プラグイン停止 | 57 | +2 | 60 | +2 |
minify | 60 | +3 | 72 | +12 |
gzip | 62 | +2 | 86 | +14 |
高負荷プラグイン停止 | 65 | +3 | 87 | +1 |
編集用プラグインを読み込まない | 64 | -1 | 84 | -3 |
PHPをバージョンアップ | 69 | +5 | 88 | +4 |
改善はしたが、mobileの数値がいまいち。せめて80(Good)を目指して、また今度対策してみよう。
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