セリアのキャンバストートバッグを柿渋染めしてみた。その1

2021-06-16

2年前に、無印良品のオーガニックコットンマイバッグを柿渋染してみたものの、

  • 予め洗っておくのを忘れ、水を弾きうまく染められなかった。
  • 本来は1年以上熟成(有機物を無くす為)させてから染めるが、それをせずに染めたのでカビが発生した。
  • 熟成させようと保存していたが、乾燥しすぎたのかカピカピの固体になってしまった。

な、感じでした。

今回は、セリアのキャンバストートバッグと、もっと薄い生地を用意して、柿渋染めに再挑戦してみました(熟成させていないので、正確にいうと渋柿ジュース染め?)

用意したもの

  • サラシ
  • 100均のガーゼ
  • 100均のキャンバストートバッグ

お盆頃に収穫するのがいいそうです。
  • 青い渋柿の実
  • ジューサーやフードプロセッサー
  • 包丁などの刃物
  • 濾し布
  • バケツなどの容器

手順

染めるものの用意

サラシを手ぬぐいの長さに切ります(ハサミで少し切れ目を入れ、あとは手で引き裂く)。

染まりやすくする為に、洗濯機で洗います。

サラシは、輪ゴム・ビー玉などを使って絞りました。 濡れた状態で染めたほうがムラになりにくいそうです。

上の汚れているサラシは、柿渋を絞るのに使ったもの(時系列が前後してます)

柿渋の用意

ヘタを取り除いて

4つぐらいに切り

3個分ぐらいをフードプロセッサに放り込み、紙コップ1杯ぐらいの水を入れ

細かく砕き

さらしに載せて

絞ります。

これを、8回ぐらい繰り返しました。

染める

しばらく晴れた日が続きそうなので、熟成を待たなくてもカビは出ないのでは?という淡い期待を持って、凝りもせず絞った直後に染めてみます。

干す

よく絞って、皺を伸ばして干します。

ムラにならないために最初は陰干しした方がいいみたいだけど、夕方だったので、そのまま外に干しました。

ガーゼは柿渋をよく吸っていたので、さらしよりも色がついています。

ビー玉で絞ったさらしは、あえて絞ったまま干してみます。

輪ゴムだけで絞ったさらしには、柿を切ったナイフ(炭素鋼)で黒く変色した柿渋が着いてしまいました。

セリアのバッグは生成り色なので、今の時点で色の変化はわかりにくいです。

というわけで

何日か干してみて、変色の過程も観察していきます。

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