犬のオシッコでクラピアが枯れる問題の対策
玄関前のクラピアに、犬がオシッコをすると、数日後にはその部分だけ茶色く枯れています。
もちろん、クラピアにオシッコさせないのが一番いいけど、してしまった場合の対処方法は無いかを調べてみました。
結論からいうと
現時点では、解決策は見つかっていません。
冬場は、自然に赤く枯れている ので、オシッコをされても、それ以上枯れません。
なぜ枯れるのか?
「植物 オシッコ 枯れる」で検索してみると、以下のような原因が書かれていました。
塩害
オシッコに含まれる塩分で、塩害を起こしている説。
浸透圧による脱水と、ナトリウム害の2つの要素が原因となります。
でも、クラピアは塩に強いようです。
クラピアは、もともと海岸近くに自生しているイワダレソウが原種のため、塩には強い耐性を持っています。
海水のしぶきがかかる場所でも生育できますので、海沿いで緑化が難しい場所への植栽に適しています。
https://www.greenproduce.co.jp/clapia/feature.html
酸性
オシッコで土の酸性度が変わって、枯れていまう説。
クラピアは、強酸性や強アルカリ性でも育成可能なようです。
クラピアはpH4~9まで問題なく生育します。
https://www.idemitsu-tm.jp/kurapia/qa.html
pH4以下の強酸性土壌、pH9以上強アルカリ土壌でも、速度は落ちますが生育します。
火山灰土や石灰混じりの土でも生育します。土壌環境をあまり選ばない大変強い植物です。
土壌適応性がかなり広く酸性土壌(pH 4.5)~アルカリ土壌(pH9.0)まで植栽可能です
https://nikkosseed.xsrv.jp/items/kurapia/
浸透圧
濃度の薄い植物内の水分が、濃度の濃いオシッコが染み込んだ土の方へ流出してしまう説。
でも、↑の塩害に強いなら、クラピアはこれにも強いはず?
尿素
尿素を多く含む未熟な家畜の糞尿堆肥を大量に施用すると、夏の高温時期に急速に分解されて空気中に出てきます。アンモニアは葉の隙間に入り、葉緑素を破壊してしまう
https://www.agri-smile.app/articles/fertilizer-excess
1回のオシッコで枯れているので、そんなに大量でもないし、今は5月なのでそんなに高温でもないと思うけど…。
お湯?
熱湯で除草できるという話をききます。
温かいオシッコがかかることにより…、いや、さすがにオシッコはそこまで熱くないでしょ(笑)
やってみた策
水で薄める
一般的には健康な犬の1日の尿量は、体重1kgあたり24ml〜41ml
https://dog.benesse.ne.jp/qa/content/?id=32273
ウチのワンコは体重15kgぐらいなので、多くて1日に615mlのオシッコをする計算になります。1回あたり多くても300mlぐらい?
人尿の主な成分は、尿素(約2%)、塩化ナトリウム(約0.6%)、硫酸イオン(約0.2%)、リン酸イオン(約0.12%)、カリウムイオン(約0.15%)で、この他尿酸、アンモニア、カルシウム、性ホルモン、ビタミン類などが微量含まれています。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=523
↑は人の場合だけど、とりあえずこれを参考にすると、尿素は300ml * 2% = 6ml。
水肥にするときは、尿素20g(小さじ1杯)を6リットルの水に薄めて使用してください。
上のような尿素肥料の説明があるので、2リットルぐらい水をかければ十分?
余裕を持って6リットルの水をかけてみました。
が…
しっかり、丸く形に枯れています。
というわけで
う~ん、次は水の量を倍にしてみようかな?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません