チキントラクターを色んな場所に置いて、除草力を試してみた。

2021-06-16

せっかくニワトリを飼っているので、チキントラクターで除草してみました。

ついでに、クラピアの刈り込みもしてもらえると、うれしいんですけど。

チキントラクターとは

床が無くて移動可能な鶏小屋。

草むらに置くだけで、中のニワトリが、

  • 草を食べる(除草)
  • フンをする(施肥)
  • 足で地面を耕す(耕耘)

をして、まるでトラクターだよね、っていう20世紀最大の発明です。

調査方法

トラクターのエンジンは、生後1年弱のメスの讃岐コーチン。

50cm×70cmのケージに1羽入れて、数時間後どうなっているか?を記録しました。

(追記)8時ごろエサ、~11時産卵、12時~チキントラクター、の時間割で動いています。朝ごはん抜きにしたら、もっと除草力が上がるかも?

結果

草むら

20,30cmぐらいの草が生えている場所にケージを設置。

4時間(13時~17時)で、このぐらいの耕しっぷり。もう少し、根こそぎ無くなるかと思っていたけど。

ケージのフチあたりは、けっこう掘り返して土が見えてます。中央の背の高い草は、倒れているだけな模様。

と、思ったけど、2日後に確認すると、中央の倒れた草も茶色くなってきてます。

茂ったクラピア

グランドカバーにクラピアを植えています。あまり手間はかからない植物だけど、蒸れ防止&密生させるために刈り込みが必要です。

その刈り込みと追肥を、ニワトリがやってくれたら、という目論見。

事前に、クラピアを食べるかをチェック。好物のイネ科やアブラナ科ほどの勢いはないけど、しっかり食べました。

クラピアが茂っているあたりにケージを設置。

5時間後(11時~16時)、周辺は草を食べ爪で引っ掻いているけど、今回も中央のあたりが残ってます。

ん~、クラピアの刈り込みには向いていないかも。

まばらなクラピア

刈り込みはダメでも、耕耘はどうだ?ということで、地面が固くてクラピアがまばらなあたりにケージを設置。

5時間後、あまり変わりなし。

地面が固くて地中に虫もいないのか、ほとんど掘ってくれませんでした。

草が生えた畑

本来の活躍の場である、草が伸びてきた畑にも設置してみました。最初に試した草むらよりも、土は柔らかい場所。

5時間後、かなり除草されています。でも、大きく育ったイネ科の草は残っていました。

というわけで

数時間の設置では、思ったほどの除草力はないようです。

今後、他の場所でも試して追記します。

スポンサーリンク