ハスクの手斧とモーラのコンパニオンでグリーンウッドワーク
近頃、気になるグリーンウッドワーク。
でも、色々道具を揃えるとなるとそれなりのお値段。道具を買って始めても続かないかもしれないし、とりあえず手元にあるハスクバーナの手斧と、モーラのコンパニオン ヘビーデューティーで始めてみました。
まずは、ざっくり作れて、グリーンウッドワークをするにも必要そうなバトニング棒を作ってみました。
グリーンウッドワークとは
グリーンウッド = 「生木」、ウッドワーク = 「木工」、日本語訳すると、「生木工」。
乾燥していないみずみずしい生木を手道具で割ったり削ったりして、暮らしの道具を作る木工のことです。欧米発祥で、年々人気が高まっており、近年は日本でも注目を集めています。電動工具や大型の工作機械を使わないため、安全で大きな音を出さずに作業できます。環境にも優しく、誰でもどこでも手軽に楽しめる、DIY向きの木工と言えます。
グリーンウッドワーク 生木で暮らしの道具を作るより
使った道具
ハスクバーナ手斧
あまり手入れしてなくて、歯先がボロボロ。とりあえず荒く研いでから使用。
でも、斜めの角度で材に打ち込むと、刃がうまく食い込まずに滑ってしまうことがあった。次は、きちんと砥いでから使おうと思います。
モーラ コンパニオン ヘビーデューティー
こちらもあまり使っていません。一応、タンニンで錆止めをしていたつもりだったけど、サビが浮いていた。こちらは、 研がずにそのまま使用。
はつり台(の代用)
廃材の柱を利用。ただ、あまり重さがなく、滑って使いにくかった。また、面積が狭いので。何度かおのが床に当たってしまったことも。
ある程度の、大きさと重さがあるものを用意したいところ。
教科書
バトニング棒の作り方は載っていないけど、ナイフの色々な持ち方を参考に。
工程
Before
何の木だろう?
畑の端っこに生えていた木を切って、2時間後ぐらいの状態。少し曲がっているし、断面が楕円だけど、今回の材料の中では一番太いので。
斧で荒削り
最初のうちは、斧を持つ手に力が入りすぎて、すぐに腕が痛くなってしまいました。
途中から、持ち上げと、落ちる最初に力を入れて、後は斧の重さに任せる感じにすると、だいぶやりやすくなった。
あと、振るとなかなか思った位置に刃が当たらず、余分な部分も削ってしまうことも。後半は、刃の根元を持って押し付けるように削りました。
切りたてなのでみずみずしい。削ったところを持つと、しっとりと濡れていて、手に生木がつきます。
ナイフで仕上げ
ナイフで形を整えて、角やささくれを仕上げ。
完成
作業時間は約1時間。
かなり粗い仕上がりだけど、とりあえず良しとします。
次回までの課題
斧を研ぐ
斧の刃を、しっかり砥いでおけば、もっと斧だけで削りすすめられそう。ナイフは最後の仕上げにだけ使えば、もっと早くできるかも。
カービングナイフ入手?
柄のクビレなど細かいところを削ろうとすると、やはりコンパニオンで刃幅が太すぎてやりにくかった。
次に作るもの
斧とコンパニオンだけでつくれそうな、箸をつくってみます。
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