最小限の加工で自然の木からパチンコを作る。

2025-04-24

市販のスリングショットは、ミリタリー風のカッコいいもの、工芸品のような美しいもの、オブジェのようなデザインのものなど、いろいろな種類があります。

でも、日本で気軽に入手できるものは種類も限られ、お値段もそこそこします。

そこで、自然の木を使ってスリングショットを手作りしてみました。手作りの楽しさと、シューティングスポーツの楽しさを味わえて、一石二鳥でした。

材料

畑のすみに生えていた、おそらく樫の木?

切ってから1ヶ月ぐらい屋外に放置していた枝を使います。

ゴムとパウチ

今回は、市販品を使いました。

固定用のゴム

太めのゴムか、アンバーベルト

道具

切る道具(ノコギリなど)

削る道具(ヤスリ、紙ヤスリ、ナイフなど)

作り方

材料選び

条件は

  • 左右対称の「Y」字型。
  • 左右の枝が、同じくらいの太さの円形。断面が直径が2cm以上あるとゴムがつけやすく(※)、強度もあります。
  • ゴムを付ける場所の枝の間隔が4cm 以上あると、弾が枝にぶつかりにくいてす。(上の写真の枝は、間隔が少し狭いです)
  • 落ちている枝を使う時は、腐っていない事を確認。

※一般的な平ゴムは、太い方の幅が20~24mmぐらいなので。

切る

握ってみて
印をつけ
切ります。

余分な部分をノコギリなどで切ります。フォークの先端は枝と垂直になるように切ったほうが、ゴムを固定しやすいです。

フォークチップの角取り

ゴムが傷まないように、角を削ります。今回はナイフを使いましたが、荒いサンドペーパーのほうが安全に削れます。

ゴムバンド取り付け

市販品のゴムをアンバーベルトで結んで完成!

ゴムバンドは、打つ前に何度か引っ張って安全性を確認しましょう。

おまけ

SimpleShot社の、天然木からスリングショットを動画です。

まとめ

畑のすみに生えていた木の枝で、簡単なスリングショットを作ってみました。

切って、削って、ゴムバンドをつけるだけなので、写真を撮りながらでも30分ぐらいで完成しました。特に精密な加工はしていませんが、すこし練習すれば10m離れた6cmの的にもヒット!

自然の木からスリングショットを作ることで、手作りの楽しさと、自分で作った道具を使う楽しさを体感することができました。

この記事を通じて、スリングショットへの興味を持つ人々に手作りの魅力を伝えることができれば幸いです。是非、自然の木からスリングショットを作って、遊んでみてください。

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