PFSのススメ(Pickle Fork Slingshot)

PFSは、一般的なスリングショットとは異なる独特な形状をしています。その特異なデザインと使い勝手から、PFSに特化したシューターも存在しているようです。

本記事では、PFSと通常のスリングショットの違い、PFSのメリットとデメリット、について解説します。

PFSの起源

PFSの起源は、フォーク型(Fork)スリングショットから派生しています。Pickle Forkという名前は、フォークの形状がピクルスのフォークに似ていることに由来しています。

このデザインは、従来のフォーク型スリングショットのデザインに比べてコンパクトで、持ち運びやすくなっています。

通常のフレームとの違い

一般的なPFSのフォークギャップは1.25cm以下

フレームの形状

通常のスリングショットは、Y字型やy字型のフォークが一般的です。

PFSは、ピクルスのフォークのような独特な形状です。フォークの長さがほぼ無いないデザインは、コンパクトさと持ち運びやすさをもたらしました。

撃ち方

通常のスリングショットは、2本のフォークの間を弾が通り抜けるので、ゴムもパウチもまっすぐ引っ張って射ちます。

PFSフレームのフォークには弾が通り抜ける幅がないので、フォークを飛び越えるさせるために、パウチを捻ったり曲げたりと、撃ち方も独特です。

メリット

コンパクト

ほぼ拳の大きさ

フォークがほぼ無いため、長さも幅もとコンパクトなフレームは、持ち運びや収納に非常に便利です。

自作しやすい

通常のフレームを天然木で作ろうと思うと、まず、左右対称の又で、ある程度の太さを探す必要があります。

フォークのない構造をもつPFSは、木材の選定や加工が簡素化され、自作する際の難易度を低くしています。

デメリット

慣れを要する

SimpleShot社のサイトの解説では、PFSは初心者厳禁とされています。

フレームを飛び越えて弾を射出するために、パウチを捻って曲げる必要があります。とくに曲げ具合は、ゴムの強さと弾の重さによって調整が必要です。

弾の軌道も、フレームを飛び越えるため山なりになるので、慣れが必要です。

ハンドヒットしやすい

弾を打ち出し終わったゴムが、戻ってきて手に当たることをハンドヒットと言います。

PFSはゴムが弧を描いて弾を射ち出すからか、通常のスリングショットよりハンドヒットが多くなります。

まとめ

PFSスリングショットは、その特異なデザインと独自の射撃スタイルにより、新たな刺激をもたらします。手のひらに収まるコンパクトさと自作のしやすさは魅力的な特徴です。

操作の難しさにチャレンジしがいはありますが、初心者の方は基本的なスリングショットの技術を習得した後、PFSの新たな世界を探求することを検討してみてください。

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