自宅懸垂バーを安上がりに作ってみた。

2021-06-16

プリズナートレーニングをやってます。

これをすすめる上で障害になるのが、懸垂などをする為のぶら下がれる環境を用意すること。

スタンドを買うほど本格的にやるわけでもないし、そもそも設置する場所の余裕が無い。

もっとお手軽にとなると、ドア枠に引っ掛けるタイプが候補。でも、ウチはほとんどの壁を漆喰塗りにしているので、壁が割れちゃいそうで気が引けます。

いい方法は無いか悩んだ末、吊り下げ式の懸垂バーを作ってみました。

用意するもの

僕の場合は、ありものを利用したので、費用は丸棒代800円だけでした。

丸棒

今回は、手すり用の直径35mm長さ1mの集成材丸棒を使いました。無塗装のタイプを、ホームセンターにて800円ぐらいで入手。

ステンレスパイプの方が頑丈かな、と思ったけど、安いし滑りにくそうなので、木製にしました。

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丈夫なひも。

パラコードを使いました。直径3mm長さ30m 耐荷重250kgで、1,000円強。今回使ったのは4mぐらいなので、実質150円。10m単位での販売もある模様。

ぶら下げる手段

ウチはハンモックチェアをぶら下げているので、そのフックを共用しました。

金具を買うと1,000円強ぐらいから売ってるけど、取り付け場所の強度とかは、工務店さん?に相談したほうが良いと思います。

梁がむき出しの家なら、そこにロープを巻きつけてぶら下げるという手も。ハンモック(チェア)の取り付け方で検索すると、情報はいろいろ出てきます。

ハンモックチェア ブランコ 取り付け金具セット

手順

天井フックを取り付ける

ウチの場合は、すでにハンモックチェア用の金具がついているので、それを利用。

適度な長さにロープを切る

設置したい高さになるように、現物合わせ。

結び目分を余分にとっておきます。

棒にロープを結びつける

棒は特に加工せず、そのまま使いました。

結び方は、プルージックノット(Prusik knot)を使います。荷重がかかると締まる結び方で、クライミングとかでも使われるらしく、丈夫かなと

0.結び目の位置調整

このあたりに結び目が来るように位置を調整しました。

1.片方をプルージックノットで結ぶ

片側は普通にプルージックノットをします。

2.天井フックに通す

棒に結んでいない方を、天井のフックに通します。

3.もう片方をプルージックノットで結ぶ

すでに、天井フックに通していて、最初のように輪っかに通して結べません(何か、うまいやり方がありそうだけど)。

4.紐の端を結ぶ

本結びで紐び端同士を結んで完成!

というわけで

完成してから、体重70kgぐらいの僕がぶら下がってますが、いまのところ大丈夫です。

ただ、レッグレイズなどをすると、 ゆらゆら揺れてやりにくいけど、これはこれで負荷がかかってトレーニングになっているのかな?

天井にぶら下がられる金具(や梁や手すりなど)さえあれば、あとは簡単にできるので、お試しあれ。

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