自宅懸垂バーを安上がりに作ってみた。
プリズナートレーニングをやってます。
これをすすめる上で障害になるのが、懸垂などをする為のぶら下がれる環境を用意すること。
スタンドを買うほど本格的にやるわけでもないし、そもそも設置する場所の余裕が無い。
もっとお手軽にとなると、ドア枠に引っ掛けるタイプが候補。でも、ウチはほとんどの壁を漆喰塗りにしているので、壁が割れちゃいそうで気が引けます。
いい方法は無いか悩んだ末、吊り下げ式の懸垂バーを作ってみました。
用意するもの
僕の場合は、ありものを利用したので、費用は丸棒代800円だけでした。
丸棒
今回は、手すり用の直径35mm長さ1mの集成材丸棒を使いました。無塗装のタイプを、ホームセンターにて800円ぐらいで入手。
ステンレスパイプの方が頑丈かな、と思ったけど、安いし滑りにくそうなので、木製にしました。
丈夫なひも。
パラコードを使いました。直径3mm長さ30m 耐荷重250kgで、1,000円強。今回使ったのは4mぐらいなので、実質150円。10m単位での販売もある模様。
ぶら下げる手段
ウチはハンモックチェアをぶら下げているので、そのフックを共用しました。
金具を買うと1,000円強ぐらいから売ってるけど、取り付け場所の強度とかは、工務店さん?に相談したほうが良いと思います。
梁がむき出しの家なら、そこにロープを巻きつけてぶら下げるという手も。ハンモック(チェア)の取り付け方で検索すると、情報はいろいろ出てきます。
手順
天井フックを取り付ける
ウチの場合は、すでにハンモックチェア用の金具がついているので、それを利用。
適度な長さにロープを切る
設置したい高さになるように、現物合わせ。
結び目分を余分にとっておきます。
棒にロープを結びつける
棒は特に加工せず、そのまま使いました。
結び方は、プルージックノット(Prusik knot)を使います。荷重がかかると締まる結び方で、クライミングとかでも使われるらしく、丈夫かなと
0.結び目の位置調整
このあたりに結び目が来るように位置を調整しました。
1.片方をプルージックノットで結ぶ
片側は普通にプルージックノットをします。
2.天井フックに通す
棒に結んでいない方を、天井のフックに通します。
3.もう片方をプルージックノットで結ぶ
すでに、天井フックに通していて、最初のように輪っかに通して結べません(何か、うまいやり方がありそうだけど)。
棒に2回巻きつけ 上からの紐をまたぎ 棒に2回巻きつけ、輪っかを通す
4.紐の端を結ぶ
輪っかを作り、その中を通す 後ろを回して また輪っかに通して締める
本結びで紐び端同士を結んで完成!
というわけで
完成してから、体重70kgぐらいの僕がぶら下がってますが、いまのところ大丈夫です。
ただ、レッグレイズなどをすると、 ゆらゆら揺れてやりにくいけど、これはこれで負荷がかかってトレーニングになっているのかな?
天井にぶら下がられる金具(や梁や手すりなど)さえあれば、あとは簡単にできるので、お試しあれ。
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