Googleが推奨する アナリティクスで、最初にしておくべき設定

2018-08-17

Google アナリティクスは、ページビューぐらいしか確認していないので、もっと活用できるように勉強中。

Google公式の「Google Analitics Academy」というサイトがあり、動画で設定方法を学べるんですが、

  • ひとつ前の手順を再確認したい時など、巻き戻して再生がめんどう
  • 動画で使われている画面が、今(2018年7月)の画面と違っている。

なので、自分なりに手順をまとてみました。

Google Analitics Academy とは

Google のデータ分析ツールについて学習できるため、高度なデータ収集と解析を通じてビジネスを拡大する助けとなります。

公式ページより

この記事の範囲

Google アナリティクス初級者向けコース

  • ユニット 1: Google アナリティクスの紹介
    • レッスン 1: デジタル アナリティクスの利点
    • レッスン 2: Google アナリティクスの仕組み
    • レッスン 3: Google アナリティクスの設定
    • レッスン 4: フィルタを使用したビューの設定
  • ユニット 2: Google アナリティクスの管理画面
  • ユニット 3: 基本的なレポート
  • ユニット 4: 基本的なキャンペーンおよびコンバージョン トラッキング

ユニット1の、

レッスン1と2はアナリティクス自体の説明。

レッスン3はアナリティクスアカウントの取得方法。

レッスン4は、最初にしておくビュー設定。←これをまとめました。

 

概要

Googleでは、3つのデータを作ることを推奨しているようです。

  • 未処理データ(収集された全てのデータをそのまま残す、データのバックアップ用)
  • テストデータ(マスターデータのフィルタ設定を変更する前のテスト用)
  • マスターデータ(本番のレポート作成、データ分析用)

手順

「未処理データ」を作成

デフォルトで設定されている「全てのウェブサイトのデータ」ビューをリネームして「未処理データ」を作成します。

  1. 「管理」をクリック
  2. 画面右側「ビュー」列の「ビューの設定」をクリック
  3. 「ビュー名」の「全てのウェブサイトのデータ」を「未処理データ」に変更
  4. 「保存」ボタンをクリック

「テストビュー」を作成

テストビューは新規作成し、ボットからのアクセスを除外設定します。

  1. 「ビュー選択」ドロップダウン「新しいビューを作成」
  2. 「テストビュー」と名付けて、「ビューを作成」
  3. 「タイムゾーン」は「日本」を選択
  4. 「ビューを作成」をクリック
  5. 画面が戻るので、右上ドロップダウンで「テストビュー」が選択されている事を確認
  6. 「ビューの設定」をクリック
  7. 下にスクロールさせて「ボットのフィルタリング」「既知のボットやスパイダーからのヒットをすべて除外します」にチェックをつける
  8. 「保存」ボタンをクリック

「マスタービュー」を作成

「テストビュー」をコピーして「マスタービュー」を作成します。コピーすると、元の設定が引き継がれます(ボット除外)。

  1. 画面右上のドロップダウンで「テストビュー」が選択されている事を確認
  2. 「ビューの設定」をクリック
  3. 「ビューをコピー」をクリック
  4. 「新規ビュー名」に「マスタービュー」と入力
  5. 「ビューをコピー」をクリック

内部トラフィックIPを除外のテスト

まず「テストビュー」で内部トラフィックIP(自分自身のアクセス)除外設定を試します(固定IPを取得していない場合は不要?)

  1. 画面右上のドロップダウンで「テストビュー」が選択されている事を確認
  2. 「フィルター」をクリック
  3. 「フィルターを追加」ボタンをクリック
  4. 「フィルタ名」を「内部トラフィック除外」と入力
  5. 「フィルタの種類」ドロップダウンで「定義済み」を選択
  6. 「フィルタの種類を選択」ドロップダウン「除外」
  7. 「参照元かリンク先を選択します」ドロップダウンで「IPアドレスからのトラフィック」を選択
  8. 「式を選択します」ドロップダウンで「等しい」を選択
  9. 除外するIPアドレスを入力
  10. 「保存」ボタンをクリック

動作確認

フィルタの動作確認。適用されるまで、すこし時間がかかります。

  1. 「レポート」をクリック
  2. 「リアルタイム」をクリック
  3. 「概要」で件数を確認
  4. 30分ほどで反映され、件数が減るのを確認

「マスターデーターへ」の設定

確認できたら、「マスターデータ」にも設定します。すでにフィルタは作成しているので、それを選択するだけです。

  1. 画面右上のドロップダウンで「マスタデータ」が選択されている事を確認
  2. 「フィルタ」をクリック
  3. 「既存のフィルタを適用」を選択
  4. 「使用可能なフィルタ」から適用したいフィルタを選択して「追加」ボタンをクリック
  5. 「保存」ボタンをクリック

というわけで

以上が、「ユニット1レッスン4フィルタを使用したビューの設定」の内容です。

 

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