ブラックアンドデッカーの多機能電動工具 マルチエボを買ってみた。素人には十分以上!
ブラックアンドデッカー社の電動工具 マルチツール プラス 18V EVO183P1(以下マルチエボ)を購入して2ヶ月経ちました。
購入前不安だったところは、
- ブラック・アンド・デッカーというメーカーを聞いたことがない。
- アタッチメント式は便利そうだが、付け替えの手間、強度や耐久性に不安がある。
- 専用機に比べて性能的にどうなの?
でしたが、今のところ、十分満足して使っています!
使ってみた感想をまとめてみました。
ブラック・アンド・デッカー社とは
調べてみると、思った以上に大きな会社でした。
電動工具の世界シェア1位のメーカー。
株価もずっと右肩上がりで伸びてきています。
日本では、100%子会社のポップリベット・ファスナー株式会社が取り扱っており、問い合わせ先もこの会社のようです。
ただ、問い合わせページのサーバ証明書が切れているようですが(2017.2.25時点)。
1910年にアメリカで設立された電動工具メーカー。
世界で初めてピストルグリップ式ポータブル電動ドリルを開発
世界初の家庭用電動ドリルを発売
世界初のニッカド電池を電源とした電動コードレスドリルを開発する
アポロ15号の月面着陸時に、ブラック・アンド・デッカーのNASA特注仕様のコードレスドリルが月からのサンプル回収に使用される。
(wikipediaより)
メーカーホームページ → https://www.blackanddecker-japan.com/
アッタチメント式ってどうなの?
マルチエボシリーズの最大の特徴は、モーター部分とツール部分を分離できるようになっていて、ツール部分を付け替えて色々な用途に使えるところです。
2ヶ月使ってみて感じたことは以下。
付け外し
取り付けは、ロックがカチッとかかるまで押し込むだけ。回転軸の位置を合わせてから、などの操作は不要です。
取り外しは、本体上部のロック解除ボタンを押したまま、引っ張るだけ。たまに外れにくいときがありますが、トリガーを引いて軽く回すと外しやすくなります。
メリット
コンパクト
いろいろなツールを揃えてもツール部分が増えるだけ。
収納や持ち運びのときに楽です。
新しいツールを追加する費用が安い
充電式のドライバーを買おうとすると、7000円~ぐらいの金額になると思います。
バッテリーの電圧が18Vのものになると更にお値段アップ。
マルチエボは、ツール部分のみの買い足しで済むので、ドライバであれば4500円ぐらいの追加で済みます。
実際にレシプロソーを追加購入しました。実はこれを一番使っています。
アガる
ツール部分を取り付けるとき、必要以上に勢いよくセットして「カチャンッ!」と音をさせて浸ります。
メカ好きとしては、交換式とかアタッチメント式とかに萌えるわけです。
デメリット
付け外しが面倒
ドリルで穴をあけて、インパクトドライバーで締めて、また穴を開ける。
など、ツール部分の取り外しが面倒です。
が、これは段取りをよくすれば、工程の区切りのみで交換することができ、そんなに気にならないです。
専用工具に比べて機能が弱い
たとえば、丸鋸の場合。
通常の丸のこは、切込み深さ50mm前後、45度ぐらいまで刃を傾けて切断可能。
マルチエボの丸のこは、切込み深さは21mm、刃を傾ける機能は無し。
まあ、このあたりも、DIY初心者の僕にはいまのところ十分です。
ドライバー、ドリルは、今の所とくにマイナス面は感じません。
マルチツール プラス 18V EVO183P1とは
セット内容
- 本体
- バッテリー × 2
- 充電器
- ドリルドライバー
- インパクトドライバー
- ビット × 11
- サンダー
- 専用ヤスリ 80番 × 2、120番 x 2
- 丸ノコ
- 専用ノコ刃 × 1 (写ってません)
- 袋 (写ってません)
それぞれの機能
ドリルドライバー
クラッチは9段階+固定。
いままで使っていたのが、家庭用の7Vのドリルドライバーだったので、マルチエボのパワフルさに感動です。
インパクトドライバー
インパクトドライバーはマルチエボで初めて使いました。
ガガガという音とともに力強くねじ込んでいきます。
気分はF1のピットクルーです。
サンダー
丸棒をあと2mmぐらい短くしたい。ノコギリで2mm切る腕はない。という時に使いました。あっちゅうまです。
板の角の面取りにも使いました。
さーっと撫でるように1往復したら角とれてます。
電動、バンザイ!
丸ノコ
全体はこんな感じ
安全の為、写真のレバーを人差し指で引きながら、トリガーを中指で引かないと刃が回転しないようになっています。慣れるまでちょっとやりにくいです。
通常時は、刃にバネ式のカバー(写真左の矢印がついている部分)がかかっているので、誤って回転させてしまっても大丈夫です。
カバーは、切断する時に材料へ押し当てると開きます。切断し終わるとバネの力で自動で閉じます。
今回の工具の中で丸ノコが一番危険だと思うんですが、レバーとカバー二重の安全対策で安心して使えます。
わかってましたが、21mmまでしか切れません。
材をひっくりかえして反対からも切れば、42mmまでは切れますが、それ以上はこんな感じです。
ですが、主に板を切断するのに使っているので、今のところ十分です。
レシプロソー
追加購入しましたが、一番使っています。
あっちゅうまです。いままでノコギリでギコギコしてたのは何だったんだろう。
というわけで
使用期間2ヶ月。耐久性については、まだわかりませんが、
価格、機能面については十分満足しています。
大がかりでないDIY用途ならこれで十分じゃないでしょうか。
追記修正 2016.05.19 丸ノコの写真文章を追加しました
追記修正 2016.06.27 サンダーと丸ノコの写真文章を追加しました
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↓購入から5年以上経過。全く問題なく使えてます。追加アタッチメントも増えました。
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