ブラックアンドデッカーの多機能電動工具 マルチエボを買ってみた。素人には十分以上!

2021-06-25

ブラックアンドデッカー社の電動工具 マルチツール プラス 18V EVO183P1(以下マルチエボ)を購入して2ヶ月経ちました。

 

購入前不安だったところは、

  • ブラック・アンド・デッカーというメーカーを聞いたことがない。
  • アタッチメント式は便利そうだが、付け替えの手間、強度や耐久性に不安がある。
  • 専用機に比べて性能的にどうなの?

でしたが、今のところ、十分満足して使っています!

使ってみた感想をまとめてみました。

ブラック・アンド・デッカー社とは

調べてみると、思った以上に大きな会社でした。
電動工具の世界シェア1位のメーカー。
株価もずっと右肩上がりで伸びてきています。

日本では、100%子会社のポップリベット・ファスナー株式会社が取り扱っており、問い合わせ先もこの会社のようです。
ただ、問い合わせページのサーバ証明書が切れているようですが(2017.2.25時点)。

 

1910年にアメリカで設立された電動工具メーカー。

世界で初めてピストルグリップ式ポータブル電動ドリルを開発

世界初の家庭用電動ドリルを発売

世界初のニッカド電池を電源とした電動コードレスドリルを開発する

アポロ15号の月面着陸時に、ブラック・アンド・デッカーのNASA特注仕様のコードレスドリルが月からのサンプル回収に使用される。

(wikipediaより)

メーカーホームページ → https://www.blackanddecker-japan.com/

アッタチメント式ってどうなの?

マルチエボシリーズの最大の特徴は、モーター部分とツール部分を分離できるようになっていて、ツール部分を付け替えて色々な用途に使えるところです。

2ヶ月使ってみて感じたことは以下。

付け外し

取り付けは、ロックがカチッとかかるまで押し込むだけ。回転軸の位置を合わせてから、などの操作は不要です。

取り外しは、本体上部のロック解除ボタンを押したまま、引っ張るだけ。たまに外れにくいときがありますが、トリガーを引いて軽く回すと外しやすくなります。

 

メリット

コンパクト

いろいろなツールを揃えてもツール部分が増えるだけ。
収納や持ち運びのときに楽です。

新しいツールを追加する費用が安い

充電式のドライバーを買おうとすると、7000円~ぐらいの金額になると思います。
バッテリーの電圧が18Vのものになると更にお値段アップ。

マルチエボは、ツール部分のみの買い足しで済むので、ドライバであれば4500円ぐらいの追加で済みます。

実際にレシプロソーを追加購入しました。実はこれを一番使っています。

アガる

ツール部分を取り付けるとき、必要以上に勢いよくセットして「カチャンッ!」と音をさせて浸ります。
メカ好きとしては、交換式とかアタッチメント式とかに萌えるわけです。

デメリット

付け外しが面倒

ドリルで穴をあけて、インパクトドライバーで締めて、また穴を開ける。
など、ツール部分の取り外しが面倒です。

が、これは段取りをよくすれば、工程の区切りのみで交換することができ、そんなに気にならないです。

専用工具に比べて機能が弱い

たとえば、丸鋸の場合。
通常の丸のこは、切込み深さ50mm前後、45度ぐらいまで刃を傾けて切断可能。
マルチエボの丸のこは、切込み深さは21mm、刃を傾ける機能は無し。

まあ、このあたりも、DIY初心者の僕にはいまのところ十分です。

ドライバー、ドリルは、今の所とくにマイナス面は感じません。

マルチツール プラス 18V EVO183P1とは

セット内容

  • 本体
  • バッテリー × 2
  • 充電器
  • ドリルドライバー
  • インパクトドライバー
  • ビット × 11
  • サンダー
  • 専用ヤスリ 80番 × 2、120番 x 2
  • 丸ノコ
  • 専用ノコ刃 × 1 (写ってません)
  • 袋 (写ってません)

それぞれの機能

ドリルドライバー

 

クラッチは9段階+固定。
いままで使っていたのが、家庭用の7Vのドリルドライバーだったので、マルチエボのパワフルさに感動です。

インパクトドライバー

インパクトドライバーはマルチエボで初めて使いました。
ガガガという音とともに力強くねじ込んでいきます。
気分はF1のピットクルーです。

サンダー

丸棒をあと2mmぐらい短くしたい。ノコギリで2mm切る腕はない。という時に使いました。あっちゅうまです。

板の角の面取りにも使いました。
さーっと撫でるように1往復したら角とれてます。

電動、バンザイ!

丸ノコ

全体はこんな感じ

 

安全の為、写真のレバーを人差し指で引きながら、トリガーを中指で引かないと刃が回転しないようになっています。慣れるまでちょっとやりにくいです。

 

通常時は、刃にバネ式のカバー(写真左の矢印がついている部分)がかかっているので、誤って回転させてしまっても大丈夫です。
カバーは、切断する時に材料へ押し当てると開きます。切断し終わるとバネの力で自動で閉じます。

今回の工具の中で丸ノコが一番危険だと思うんですが、レバーとカバー二重の安全対策で安心して使えます。

 

わかってましたが、21mmまでしか切れません。
材をひっくりかえして反対からも切れば、42mmまでは切れますが、それ以上はこんな感じです。

ですが、主に板を切断するのに使っているので、今のところ十分です。

レシプロソー

追加購入しましたが、一番使っています。

あっちゅうまです。いままでノコギリでギコギコしてたのは何だったんだろう。

というわけで

使用期間2ヶ月。耐久性については、まだわかりませんが、
価格、機能面については十分満足しています。

大がかりでないDIY用途ならこれで十分じゃないでしょうか。

 

追記修正 2016.05.19 丸ノコの写真文章を追加しました
追記修正 2016.06.27 サンダーと丸ノコの写真文章を追加しました

by カエレバ

 

↓購入から5年以上経過。全く問題なく使えてます。追加アタッチメントも増えました。

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